活動方針


総務室

担当室長 羽田野 一輝

室方針

斜里青年会議所は、創立以来、先輩諸氏が築き上げてきた歴史や伝統を継承し、地域の発展のために運動・活動を続けてきました。先輩諸氏が築き上げた功績を守りつつ、変化が求められる時代に対応した組織としての基盤を確立し、個々のもつ能力を十分に発揮できる次代を見据えた確かな組織を確立する必要があります。

まずは、LOMの活動を支え円滑な組織運営をするために、メンバーが能動的に動ける環境の整備を進めサポートすることで、メンバーが全力で邁進できる環境を構築します。さらに、我々の運動・活動を広く地域や対外に理解して頂くために、発信する場を設け先輩諸氏及び、地域や各LOMとのつながりをより濃密なものとし、共に盛り上げていくことで強固な信頼関係を構築します。そして、斜里青年会議所の魅力を多方面へ伝播するために、新しい媒体への挑戦や取り組みを進めることで、幅広く情報発信する基盤を構築します。また、新入会員が地域を先導する人財へと成長し、共に歩みを進めるために、各委員会の協力を得てJCの三信条「奉仕」「友情」「修練」に則りその過程を体感しながら事業を構築していくことで、即戦力へ成長する機会を提供します。

先輩諸氏が築き上げてきた歴史を次世代へとつなげ、斜里青年会議所が持続可能な組織として地域に寄り添い、信頼される組織としてあり続けるよう運営を継続していくことが、「明るい豊かな社会」の実現につながると確信します。


総務委員会

委員長 吉野 駿平

活動方針

3年間続いたコロナ禍で新しい生活様式が普及しましたが、斜里青年会議所は決して臆することなく、新たな手法を用いて組織運営を行ってきました。一方で社会はより多様化傾向に進んでおり、例年の課題に対応することはもちろんのこと、同じ作業を淡々とこなすだけでなく、より合理的かつ効果的な組織運営をしていく必要があると考えます。

まずは、運動・活動、組織体制を中長期ビジョンとともに対内外に周知し認知されるため、総会やシニア交流会を開催し、組織の理解を促すことで、メンバーや先輩諸氏、関係諸団体と協力体制の構築を図ります。また、斜里青年会議所の能動的な活動を支えていくために、過去の資料や備品を整理整頓し、誰もが使いやすい事務局環境を整えます。そして、これまで以上に対外との信頼関係を強固にしていくために、他団体との相互協力、地域事業への参画や他LOMとの合同事業を実施することで、交流を深めていきます。さらに、理解者を創出し、JCファンを増やすために、複数のSNS媒体を利用した各世代への情報発信を行うことで、応援して頂いている地域住民や関係団体に留まらず、斜里青年会議所の活動を周知していきます。

この取り組みの中で、同じことを繰り返さず様々なことに挑戦し、多種多様な課題の解決と持続可能な社会の創造に向け、LOM一丸となって能力の向上に努めることが、これまで以上に地域に必要とされる組織へ成長できると確信します。

事業計画

1.事務局の運営

趣旨・目的:メンバーが能動的に動ける環境の整備を行い、持続可能な組織運営を行います。

方法・手段:1)総会の運営

      2)褒章授与式・卒業式の企画・実施

      3)提出物の管理

      4)事務局の管理・運営

      5)予算書に基づいた財務管理補助

      6)各種備品の管理・資料の保存・整理整頓

      7)シャリッとさんにかかわる物品の管理・運営

      8)名刺・ネームプレートの作成補助

      9)LOM内文書の発行

2.対外との協力体制構築

趣旨・目的:運動・活動方針、組織体制、中長期ビジョンの対内外への認知向上や現役としシニアクラブとの関係を構築します。

方法・手段:1)シニアクラブ交流会の企画・実施

      2)2LOM合同例会の企画・実施

      3)地域事業への参加協力

      4)他団体との連携協力

3.広報事業

趣旨・目的:地域に対し青年会議所運動・活動を認知してもらうために広報活動を行います。

方法・手段:1)SNS媒体の管理

      2)対外紙・要覧の作成・発行

      3)活動写真の管理


未来へつながる組織改革委員会

委員長 阿部 大介

活動方針

現在、斜里青年会議所は青年会議所の根幹である会議が、質疑応答の時間がかかりすぎることや上程議案の事前確認が不足していることなどが原因で長時間化し、理事者の負担になる問題があります。また組織としては、少数精鋭のメンバーで活動していることから、人手が不足し理事者の負担が大きくなっています。今後もより良い青年会議所運動を行うには、理事者の負担軽減に向けたさらなる会議の効率化や、新入会員が即戦力となり、より早く地域に貢献できる人財へ成長を促す必要があります。

まずは、会議の時間短縮や理事者の負担軽減を図るために、議案の上程規則を明確化し共有した上で、当委員会が事前に上程議案を確認し、理事者が会議前に余裕をもって事前修正を行なうことができるよう情報共有を行い、より効率的な会議の仕組みを整える体制をつくります。そして、継続し続ける組織の礎を築きあげていくために、新入会員とともに、各委員会の協力を得て青年会議所の三信条「奉仕」「友情」「修練」に則り、その過程を体感しながら事業を構築し、地域に貢献できる即戦力へと成長できる機会を提供することで、地域を先導する人財への成長を促します。

斜里青年会議所が「持続可能な組織」として、メンバーの負担軽減に向けたさらなる会議の効率化や、新入会員の成長していく機会を提供し、地域に貢献していく人財を輩出し続けることが「明るい豊かな社会」の実現につながると確信致します。

事業計画

事業計画

1. 会議の効率化

趣旨・目的:より効率的な会議の仕組みを整える体制をつくり、会議の時間短縮や理事者の負担軽減を図る。

方法・手法:1)議案上程ルールブックの作成

      2)上程議案の事前確認及び理事者への修正議案の事前周知

2.アカデミー育成教育

趣旨・目的:地域に貢献できる即戦力へと成長できる機会を提供し、継続し続ける組織の礎を築きあげていく。

方法・手法:1)新入会員導入研修の実施

      2)誰もが理事者になれる議案の書き方講習の実施

      3)LOM内出向

      4)新入会員の理事会オブザーブ参加の実施

      5)家族例会の実施


ひとづくり室

担当室長 桑島 知宏

室方針


この地域は、一次産業を中心に様々な産業が発展し地域活性化の原動力となっております。しかし、若年層を中心に働く企業の選択肢が少ないことが、より魅力的な雇用環境を求めて都市部への人口流出につながり、担い手不足や人口減少の一因となっております。

私たちが、これまで培ってきた幅広い視点と多くの人脈を積極的に活用し、地域のたからである子供達の地域に対する未来への選択肢が広がるよう、雇用促進につながる人財育成及び機会の提供に取り組む必要があります。

当室では、地域とのつながりを強固にするため、斜里郡三町の各団体や地域企業、住民との交流の場を提供していき、幅広い業種との関係構築・人脈形成を図ります。さらに、持続可能な社会を目指すため、外部からの協力を得て、事業を計画・実施するにあたり必要な知識や仕組みを学ぶ人財育成に注力します。そして、若年層を中心とした地元定着のため、生産性の高い新規産業の参入、事業展開、起業などの就業機会を創出していき、地域発展に寄与してまいります。

この地域に住むわたしたちと共に、新しい可能性を見出し地域発展に尽力していく中、活力あふれる働く環境を整備することが、若年層や地域のたからである子供達の未来への選択肢を広げることにつながります。そして、中長期ビジョンに掲げた魅力ある地域「すきなことができるまち」を創出することが「明るい豊かな社会」の実現につながるものと確信しております。


人財育成委員会

委員長 鈴木 湧生

活動方針

この地域は、一次産業を中心に発展し様々な事業が展開されてきました。しかし、時代の変化とともに就業意識も変化し、近年では若者を中心に仕事の選択肢が豊富な環境を求め、人口が都市部に流出する傾向にあり、人口減少や担い手不足の一因となっています。

子供達の未来が豊かになるよう、地域の人々とともに、斜里青年会議所が培ってきた幅広い視野と人脈を活用し、事業に関するリテラシーとスキルを向上させ、仕事の選択肢の充実や新たな就業機会の創出を促す必要があります。

まずは、自己の成長と発展につながる人脈を形成するため、先学との交流の場を提供することで、様々な分野の起業家や経営者等との関係性を構築し協力体制を築きます。そして、事業を策定する能力を身につけるため、SNSやセミナーを通して、主体的に事業計画書を作成する手段について学ぶ機会を提供することで、必要な知識と技術を効率的に習得します。さらに、新たな仕事の選択や就業機会の創出を促すため、自身の事業計画書について、先学や同志からの評価を得られる機会を提供することで、事業計画の実践を後押します。

地域の人々とともに、事業に関するリテラシーとスキルを向上させ、企業や団体の内外において人的資本の価値向上を促していくことが、雇用の促進や地域の人々の起業、新たな地域産業の誕生や外部企業の誘致など「すきなことができるまち」を創出していく一端を担うことになると確信致します。

事業計画

1. 交流会の企画

趣旨・目的:対内外の参加者が事業に関するリテラシーとスキルを向上させるにあたり、様々な分野の起業家や経営者と関係を構築し、協力体制を築くことを目的とします。

手法: 1)交流会の企画と実施

2. 知識と技術を習得する機会の提供

趣旨・目的:地域の協力を通して、対内外の参加者が、事業計画を立てる知識や技術を効率的に習得することを目的とします。

手法:1)動画の制作と配信

   2)セミナーの計画・実施

3.ビジネスプラン(事業計画)コンテストを開催

趣旨・目的:対内外の参加者が、様々な分野の起業家や経営者等、他の参加者から評価を受け、自身の事業計画を磨くことで、実践を後押しすることを目的とします。

手法:1)コンテストの企画と実施


まちづくり室

担当室長 長屋 克洋

室方針

斜里青年会議所の活動拠点である斜里町は、水産資源に恵まれたオホーツク海に面し、鮭の定置網漁業が日本国内有数の漁獲量を有しており、漁業が基幹産業の一つとなっています。しかし昨今では、気候変動により水温が上がり、鮭の漁獲量が減少傾向にあります。漁業を基盤とした水産加工業が盛んな斜里町では、直接地域産業に影響を与える状況となっています。この気候変動がもたらす環境の変化から水産業を活性化させる新しい可能性を見出していく必要があります。

気候変動による水温の上昇は、海域の生態系にも影響を与え、近年では南方の温帯性回遊魚のブリが斜里町でも獲れるようになってきています。水産庁によると、2000年頃から北海道全域で水揚げされるようになっており、漁獲量は増加傾向にあります。南方の魚のブリは、斜里町ではあまり馴染みはありませんが、我々の生活の中で新たな定番の魚となれば水産業の利益に結び付き、活性化させていくことができます。斜里町の水産業がより活性化していくために、地元の水産加工業と連携を取り、斜里町で獲れたブリを地元で活用し、ブリが我々の生活の中で定番の魚として浸透させていく取り組みを行っていきます。

この取り組みを通じて、ブリが斜里町の新たなブランドとして根付く礎となり、水産業のさらなる発展と斜里町の基幹産業の一つである漁業の活性化に寄与することが、「明るい豊かな社会」の実現につながると確信しています。


斜里町水産広報推進委員会

委員長 児玉 拓海

活動方針

斜里町の基幹産業の一つである漁業では、近年定置網漁で鮭が思うように獲れず、水産業の利益に影響を与えています。その中で漁獲量が増えた魚としてブリがあります。利益をもたらす知床のブリの可能性について模索し、地域にまちの魚として根付かせ、持続可能な漁業を中心とした水産業の発展を目指して行くことが必要です。

斜里町にブリがどう影響しているかを知るために、まちの水産業や組合と調査し、現状の価値と流通の中でどう活用されているかを把握し、持続可能な漁業としての新たな資源として活用できることの可能性を見出します。そして斜里町で獲れるブリを広く認知してもらうために、まちの水産加工業者や組合と連携してブリの価値を見出し、付加価値を与えるブランディング活動を通して、斜里町で暮らす多くの人々へ発信することで、斜里町の新たなコンテンツとしての存在価値の創出につなげていきます。さらに、まちや関係企業、団体と連携した発信や、多くの人の共感を誘い、影響力の大きい情報発信ツールを活用して発信することで、斜里町の新たな持続可能な水産資源としての価値を確立し、水産業のさらなる活性化につなげていきます。

ブリを斜里町の人々に認知してもらう情報発信、まちや団体と連携した広報活動を通して、水産業のさらなる発展へとつながり、漁業がこの地域を牽引し続け、地域経済の活性化に寄与する「明るい豊かな社会」の実現につながると確信しています。

事業計画

1.調査に基づくブランディングの企画・立案

趣旨・目的:ブリを斜里町の新たな名産へと打ち出すための礎を築きます。

方法・手法:1)ブリを活用したコンテンツの調査

      2)水産加工業者と連携をとり、ブリの活用の検討

2.斜里町産ブリの認知活動の展開

趣旨・目的:ブリを斜里町の新たな定番の魚とし、水産業の活性化につなげます。

方法・手法:1)地域と連携した広報活動